不動産買取とは？
不動産を「仲介売却」で売る場合、希望する価格で売却しようとすると、売買契約の成立までにどうしても時間がかかってしまいます。
それに対して「不動産買取」は、お客様が所有される不動産を不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。
希望する売却価格より多少は下がってしまいますが、一般に売り出すとなかなか購入先が見つかりにくい物件でも、すぐに現金化できます。
手元に現金が必要な場合や、税金の支払い期限の関係などで、どうしても売却を急ぐ必要がある場合には、この「買取」を検討することとなります。
不動産買取のメリット
不動産買取の最大のメリットは、仲介売却に比較して、すばやく現金化できることです。
不動産会社が買い取るため、売れるかどうかの心配をしたり、内覧に協力したりする手間も省けます。
売主様のご都合で渡し時期を決めることができますので、住み替えの計画もスムーズにいきます。
販売活動を行いませんから、広告やチラシなどでご近所の方や知人に売りに出していることを知られずに済むというメリットもあります。
また、不動産会社は現状ままで買取しますので、一般の買主との間に生じる面倒な瑕疵担保責任などについても免責されます。
不動産買取のデメリット
不動産買取のデメリットは何といっても、売値が安くなってしまうことです。
一般的に、仲介売却の場合の６〜７割程度と考えておいた方がいいでしょう。
買い取る不動産業者としては、買い取ったはいいものの、なかなかな売れなければ融資の返済にも支障をきたす等の危険を抱え込むわけですから、それはやむを得ないところでしょう。
ただし、直接、不動産業者が買い取るのであれば、仲介手数料は不要になります。
